家を建てようと思ったきっかけは何ですか?
前の家は親父と一緒に建てたんですよ。それから40年くらい過ぎて、だんだん床が抜けそうだったので、一番はそれです。
リフォームも一応は考えたけど、リフォームでは直んないような家だったから。(笑)
台所は床が抜けてましたよ。ごまかしごまかし暮らしてました。(笑)
二人だけなら平屋にするつもりでいたんだけど、家族と話し合ったら、息子も家に残るっていうのでそれで2世帯の家を考え始めました。
息子が平成24年の4月から会津で働くようになって、平成25年に私が仕事を辞めて、平成26年にお父さんが定年で仕事を辞めて。そこからですね、本気で家をどうするか考えなくちゃなって。息子の『早く建てんべ』の一言で決まりましたね。
エクセルホームを選んで頂いた理由はなんでしょう?
仕事を辞めてから、エクセルホームの見学会に一人で行ったんですよ、門田の一ノ堰、やっぱり建て替えの方でした。その時は、何をしていいかもわからなかったし、新聞のチラシを見て、あ、見せて頂けるなら♪って感じで行ったのが最初かな。
その見学会で桜木さん(不動産部部長)に説明して頂いたのね。外壁の隙間のコーキングは7年とか10年毎に直さなくちゃいけないとか、はっきりそういうこと教えてくださるんだなぁと思って。良いことじゃなくて、リスクも教えて下さったわけでしょ。それから家づくりのこと全部丁寧に教えて下さって。
そのあと、いろんなモデルハウスも見て回ってたんだけど、何といっても、東山の『里の家』のモデルハウスを見て、もうね!今まで見たのと全然違った!
営業さんにも言ったの、この家、平行移動して持っていきたいくらいだって。(笑)
柱、梁を見て、ああ、これだよなぁって思った。梁も柱も太かったでしょ。その時点でね、予算が合うならこれがいいなって話はしてました。
『里の家』をもう何回も見せていただきました。美里町の里の家も、石堂町の里の家も素晴らしかったです。
見積を聞いてね、何とかやれるかなぁって話になって「お父さん、できそうだよな」って息子が言うから、二人で力を合わせて建てようとなったのね。
息子も自分でこれでいいと言うので。
息子が言うんで決まったんだな。
家づくりでこだわったポイントを教えて下さい
その頃、色々見て回ったんだけど、決めてたことが3つあって。『地元の工務店』・『社長が大工であること』・『梁とか柱が見える家』この3つがこだわったことですね。
私が育ったうちが古いうちで大黒柱も梁も見えるの。高いし広いからリラックスできるんです。里の家は同じ雰囲気があったんです。
エクセルホームは、ここにこういう棚が欲しいとか、こういう感じのって言えばすぐに対応してくれる。できないものは技術的な理由を説明してダメと言ってくれる。間違いないと感じましたよ。
技術的なことは社長さん、大工さんに任せますって言ってあって、皆さんに本当に良くしてもらいました。営業の太田さんも相談すると、社長さんや大工さんに確認してくれて、私の気持ちを共有してくれてましたね。大工さんも年が近いこともあって、良い関係を作ってもらいました。神棚がそうだよな。玉川さんに(大工)『神棚作らないの』って言われたとき、忘れていてはっきり言ってなかったんだけど『ここに』って言ったら、『そうだと思った!』って言ってくれる。家のことちゃんと考えてくれてたんですね、ありがたかったですよ。
神棚の雲板も全部玉川さんが作ってくれて、上手に造ってくださるって感心して。
大工さんの技術が出るような家が良かった。
こだわったのは、外壁と柱が太くて梁が表にでていることで、壁は珪藻土の壁紙と思ってたんだけど、塗り壁になりました。
社長や大工さんが絶対だめだって(笑)。社長も我が家のように考えてくれてましたね。
外構をやっていただいた業者さんからも、この壁いいですよ、調湿するし、消臭効果もあるしって言われて、じゃあうち犬もいるから良かったのかなぁなんてね。
暮らし始めて気に入ってるところはどこですか?
ここか。
リビングよね、吹き抜けがあるから狭い部屋でも広く感じてます。無駄な部屋を置きたくなかったのね、前の家のときに座敷を使わないでもったいなかったから。常にね、暮らしきるっていうか、家を使いきるっていうか、そう言うのがいいかな。
太田さんと間取り案が出来上がってたんだけど、どうしても納得できないところがあって、大工さんの助言をもらって最初から考え直したこともあったな。
感動した初心を大事にして、東山のモデルハウス『里の家』を取り入れた間取りになったんです。
一つだけ欲を言って、棚がこの辺に欲しい、カウンターも30cmくらいの幅があれば使った食器とかちょっと置けるから欲しい、欲しいけどどうしていいかわからない、って言ったら社長と大工さんでやってくれて、1枚板の立派なカウンターを付けて下さって!
あと俺は3階かな。
3階が演奏部屋になってます。前の家に12帖の洋間があって、おじいちゃんが趣味で能の演奏をしていたから、横笛吹いたり鳴り物やったり、つつみとか太鼓とか、友人の方々とうちで練習してたんですね。
だからそうゆう場所が欲しいって、自分も新しい家になるときに、どうしてもそれは欠かせないって言ってました。自分の趣味の部屋。
ほとんど毎日笛を吹いているので、里の家の3階が良かった。これ俺の笛吹くところにちょうどいいなと思って。CDや譜面がいっぱいあるから、棚だけは作ってもらいました。
3階に毎日いますよ。演奏したり犬と昼寝したり。
家が新しくなって生活は変わりましたか
夕飯の時間が長くなったね、おしゃべりしたり、のんびりして。
和室に寝っ転がって、犬とじゃれたりね。
後は、俺が掃除するようになったか(笑)
そうね、毎朝。
毎朝のルーティーン。今までは全然やんなかったけど。掃除しやすいんだよね。段差もないし。それが変わったかな。
それにお茶を煎れること。朝、仏壇にお茶とお水をあげて。食後のコーヒーを煎れてくれたりね。
暮らしてみて良い家だなぁ~っていうのは実感する、今まで感じたことなかった。無垢の床は柔らかく、暖かく感じますよ。
本当温かいのは違いますね。今までだと冬場は茶の間しか温かくなかったのね、廊下に行けば寒いでしょ、朝起きると台所は冷え切ってたでしょ。だから全体的に温かい家がいいっていうのも希望の一つだったんですね。こういう梁や柱が見える間取りのほかに、全体的に暖かい家。友達にトイレが一番いい部屋と言われましたね。
そう、温かく感じる。床暖房もなにもしてるわけじゃないんだけどな。外から帰ると温かいし、今みたいに温かい季節になれば、今度は逆に涼しく感じる。かやぶきの家みたいです。
家づくりをするひとにアドバイスをお願いします
指針というか、こだわりを持つことが大切かな。自分で作りたいものっていうか。
やっぱり実際のものを見るって大事じゃないかしら。写真と実物じゃ違うから。私たちも何件もエクセルホームの家を見せてもらった。
自分の指針、こだわりを持ってると、色んな業者さんの建物を見た時に、ここだ!ってわかるようになると思うんだよね。俺たちもモデルハウスは大体行きました。会津、郡山、福島も仙台も全部行きましたよ。
あとは焦らないことだと思う。
ああ、そうね。
俺らは4~5年かけてのんびりとだったからね。
気持ちのいい家で過ごせて、ほっとしてます。
I様のフルート演奏をお楽しみください♫
[Thanks インタビュー:2019年5月14日]